《今月の“歯っ”とするお話》Vol.94

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◆◆　歯医者さんの繁盛便り《今月の“歯っ”とするお話》
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019/07/9発行　Vol.94
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○8029(ハチマルニク)マイベスト応援プログラム
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先月、オリンピック2020東京大会のチケットの抽選結果が発表されましたが、
来年7月24日の開幕までいよいよ1年余りとなりました。東京オリンピック・
パラリンピックに向けて、さまざまな取り組みがなされていますが、内閣府
の2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室(内閣官房オリパラ事
務局)の“beyond2020マイベストプログラム”もそのひとつ。
※公式ホームページ
↓
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/
beyond_mybest/
↑
取り組みのひとつとして、公式ホームページ上でも謳われている “マイベス
ト”を目指す一人ひとりを応援するための事業や活動を、内閣官房東京オリン
ピック・パラリンピック推進本部事務局が認証し、マイベストに向けた行動を
応援しているのですが、去る5月9日、一般社団法人千葉県歯科医師会(会長:砂
川稔氏)による事業「8029マイベスト応援プログラム」が認証されました。全
体では11件目、医療分野では初の認証となります。
詳細につきましては、下記URLをご参照ください。
↓
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/
beyond_mybest/pdf/cda_jigyou.pdf
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◆ 今月のヒント
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7月を代表する風物詩といえば、忘れてはならないのが『土用の丑の日』。
今年は27日(土)がその日に当たります。そもそも土用とは立夏・立秋・立冬
・立春直前の約18日間を示す言葉で、昔は日にちを十二支(子・丑・寅・卯…
)で数えていたことから、土用の丑の日というのは土用の期間中に訪れる丑の
日のことを指しています。
では、なぜ7月の土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣が定着したのでし
ょう?
ヒントのひとつは万葉集にありました。大伴家持がこのような歌を詠んでい
ます。
石麻呂に吾れもの申す夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ
石麻呂という人に、夏痩せにはむなぎ(うなぎ)を食べるとよいと勧めている歌
で、7世紀から8世紀にかけての万葉のころから、夏には栄養価の高いうなぎを
食べようという考えがあったことがうかがえます。
そして、現代に続く「土用の丑の日=うなぎ」のルーツは、18世紀後半の江戸時
代にさかのぼります。蘭学者で発明家としても有名な平賀源内が、知り合いの
うなぎ屋さんから「どうも夏にうなぎの売り上げが落ちる」と相談を受けたそ
うです。そこで源内が考えた戦略がこれ。「=本日丑の日=　土用の丑の日うな
ぎの日 食すれば夏負けすることなし」という看板を店先に掲げたところ、大繁
盛。それを受けて、他のうなぎ屋さんも真似するようになり、今日に至るとい
われています。
骨や歯の発育に欠かせないビタミンＡを豊富に含むうなぎの季節。土用の丑の日
にちなんだ話題で、美味しいものをいつまでも美味しく食べられることの大切さ
を、説いてみてはいかがでしょうか。
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