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◆◆ 歯医者さんの繁盛便り《今月の“歯っ”とするお話》
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2016/9/13発行 Vol.60
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○敬老の日の歴史あれこれ
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来る9月19日は敬老の日。ご存知のとおり「多年にわたり社会につくしてきた
老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とした国民の祝日のひとつです。
この敬老の日の歴史をひもとくと、戦後まもない昭和22年にさかのぼります。
当時、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町八千代区)の村長であった門脇政
夫氏と助役であった頃安清市氏がこの年に“としよりの日”を提唱。その後、
この取り組みは兵庫県全体で行われるようになり、昭和26年には中央社会福
祉協議会(現全国社会福祉協議会)が9月15日を“としよりの日”と定め、9月
15日から21日までの1週間を運動週間としたとされています。
そして、昭和38年に制定された老人福祉法にて9月15日を“老人の日”、9月
15日から21日までを“老人週間”とすることが定められ、さらに昭和41年、
国民の祝日に関する法律が改正されて9月15日が敬老の日として国民の祝日に
制定されるとともに、老人福祉法でも老人の日が敬老の日に改められたとい
うのが今日に至る敬老の日の歴史であります。
以来、毎年9月15日を敬老の日として歴史を重ねてきましたが、平成13年の祝
日法改正、いわゆるハッピーマンデー制度の実施により、平成15年からは9月
の第3月曜日となり現在に至っています。
時代がどう変化しようとも、お年寄りを敬う心はこれからも受け継がれてい
ってほしいものです。
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◆ 今月のヒント
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患者様向け情報発信のヒントをお届けいたします。ご活用ください。
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人生の大先輩であるお年寄りを敬う心は、洋の東西を問わぬはず。
では、世界各国に敬老の日はあるのでしょうか?
まずはアメリカ。9月の第2日曜日を“祖父母の日”とし、勿忘草を添えたグ
リーティングカードを孫から祖父母に送るのが習慣になっているとか。
かたや中国では“重陽節”(旧暦の9月9日)という、年長者を敬う日があるそ
うです。
また、イタリアでは21世紀になって10月2日が“祖父母の日”と定められまし
たが、カトリック教会では、キリストの祖母“聖アンナ”の日である7月26日
も祖父母を敬う日となっています。
その一方で、特に敬老の日に相当する日を設けていない国もあります。
たとえばイギリス。しかしながら申請をすれば、100歳と105歳の誕生日とそ
れ以降毎年、女王陛下から祝電のメッセージが送られてくるそうです。
最後に韓国ではどうかといえば、敬老の日に相当する日自体はあるようなの
ですが、いまひとつ認知度は低いというのが事実なようです。
儒教の精神に基づき、年長者を敬うのが伝統の韓国で敬老の日が重要視され
ていないとは意外な感じがしますが、韓国人にとって年長者を敬うのは当た
り前のことで、気持ちの上では、毎日が敬老の日なのだそうです。
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○ひと口ギャグ
漫談師「敬老の日はみんな帰宅時間が早くなる。
なんでか!? ケーロー(帰ろう)だから」
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